低体温症と体温を上げるメリットと理想の平熱

女性 目的別


「手足が冷えて真夏でも氷のように冷たい…」 

「よく風邪を引き、長引きやすい」 

「デスクワークが多くてあまり身体を動かさない」 

そんなあなたは低体温症の可能性があります。 

皆様は日頃からご自身の体温をこまめに測られていますか? 

近年の調査で、平熱が36度未満の人が急増している事が分かっています。 

私自身、トレーニングを始める前まではいつ体温を測っても35度台が普通でした。 

当時はそれが当たり前だと思っていましたが、低体温を放置していると様々な不調の原因とな、実はとても危険な状態なのです。 

なぜ低体温の人が増えたの 

少し前の私のように平熱が36度以下の方も多いかと思いますが、一体なぜ低体温の方が多くなったのでしょうか。 

それは食生活や生活環境の変化が大きな要因の一つす。 

まずは食生活についてですが、昔はその季節の旬の食材しか食べることが出来なかったので、自然と冬は身体を温める食材で寒さを防ぎ、夏は身体を冷やす野菜で体温を調節していました。 

それに対して、今は季節を問わずオールシーズンどんな食材でも食べられるようになったので、夏に冷房の効いた部屋で冷たい物を食べることも増えてきました 

また、生活環境についても昔と今では大きく違っています。 

近年では地球温暖化により例年気温が上昇していて、日本でも夏は冷房無しでは生活が出来なくなってきました。それに加えて車移動や電車移動が増えた事で現代人は筋肉量も低下、発汗機能が衰えてしまって発熱しにくい状態になっています。 

このようなことから現代人の低体温化が進んでいると言われています。 

理想的な平熱は? 

ここ最近では37度台だと微熱とされることが多いですが、昔の人の平熱は37度台でした。代謝酵素が最も働きやすい体温は37度台なので、昔の人は代謝も良く、パワーがあったのです。 

逆に、体の深部が35度以下に下がると低体温症と見なされ、体の震えや呼吸の乱れといった症状が出てきます。少し前の私のように平熱が35度台という方は1度下がるだけで低体温症になってしまうということです。 

理想は昔の人のように高い代謝を持つことですが、昔の人と同じ生活習慣を送ることは難しいので、まずは普段から体温を測って平熱をチェックし、下半身が冷えない様に身体を温める工夫をする様にしましょう。 

低体温症になるとどうなる? 

先ほど、低体温を放置していると様々な不調の原因なるとお伝えしましたが、具体的にはどういった影響が出るのでしょうか。 

実は体温と免疫細胞は深い関わりがあり、体温が1度下がると免疫力は約3割も落ちてしまいます。 

皆様ご存知の通り、免疫力が下がると病気になりやすかったり、病気が治りにくくなってしまいます。そして、低体温の状態が続く事によって結果的に大きな病気に繋がる場合もあります。 

その一例としてガンがあげられます。ガン細胞は低温を好み、最も活発に増殖するのが低体温の人の体温と同じくらいの35度前後です。 

また、体温が下がると血流が悪くなって、不必要な老廃物を送り込めずにうまく処理が出来なくなってしまいます。 

そうすると老廃物が血管中に詰まり、血栓が出来てしまう事で脳梗塞や心筋梗塞を起こす事もあり得ます。 

低体温がいかに危険で病気のリスクを上げるのかがよく分かります。 

 逆に体温を上げるメリットは? 

これまで低体温のデメリットを散々挙げてきましたが、逆に体温を上げるメリットを見ていきましょう。 

まず、上記にもあった様に免疫力のアップです。 

免疫力を上げて風邪を引きにくくするばかりか、ガンなどの大病の予防にも繋がります。 

次にダイエット効果のアップも見込めます。 

体温が1度上がるとエネルギー代謝は13から15%もアップすると言われています。代謝が高ければ、普段通りの生活をしていても消費されるエネルギーが高くなるので痩せやすい体質になります。 

女性の方にとっては、妊活を行う上でも体温を上げる事は大切です。 

妊活には基礎体温のほか、平熱も理想的な体温である方が効果的と言われています。体が冷えるとホルモンバランスが乱れ、排卵の時期が定まらなくなってしまいます。 

妊活中でない女性にとっても、体を温めて体温を上げることは生理痛の緩和になります。 

また、理想的な体温では新陳代謝が上がるので、体の中の毒素を体外へ排出しやすくなり、美容面においてもメリットになります。肌の艶が増し、血流が滞りにくいので浮腫みの解消にも役立ちます。 

いかがでしょうか? 

体温を上げて低体温を防ぐことが、健康的にも幸せな日常を過ごすためにもかなり重要だという事がお分かり頂けたかと思います。 

まずはこまめに体温を測って自分の平熱をチェックする事から始めましょう!